【見どころ】
今回は、過去のお話になります。
オープニングもCGがかなり懐かしい感じの表現になり、音楽もとてもシンプルなテーマになっていて、相変わらずの拘りかたです。
息子を失った悲しみから、衝動的にパラレルワールドのピーターを連れてきてしまった、ウォルターと妻のエリザベスそして、突然息子がいなくなってしまった、AltとウォルターとAltエリザベスを中心に、ピーターとオリビアが描かれているエピソードです。
このエピソードを見ると、ウォルターがピーターを連れてきたことは、誰も幸せにしていないということがはっきりと分かります。
結果的にウォルター自身も現在まで悩むことになるわけですから、幸せになっていないんですよね。
ただ、この事件をきっかけにウォルターも研究を続けていくわけですし、Altウォルターも自分自身の会社を大きくしていくわけです。
【これ以降ネタバレ注意!】
時はウォルターがピーターをパラレルワールドから連れてきて2ヶ月ほどたった頃。
ピーターは、自分がこの世界の人間ではないことを感じ、自らの身を湖に沈めて元の世界に帰ろうとする。
彼は、こちらの世界に来てからずっと、母親のエリザベスに自分はここには所属していないと言い続けていたが、彼女は重い病気のため、記憶が混乱してしまっているんだと言い聞かせてきた。
エリザベスはウォルターに、ピーターを元の世界に戻して欲しいというが、ウォルターは自分がパラレルワールドへ渡ってしまったことで、世界のバランスが崩れてしまったため、これ以上そのようなことはできないという。
ウォルターは、自分の研究所に被験者として参加している一人の少女の持つ不思議な能力に注目していた。
彼女が時々描く絵には、今の世の中には存在しない景色が描かれている事があるが、彼女自身は実際に見てきたと主張する。
パラレルワールドでは、息子の突然に失意のどん底にいるAltウォルターがいた。
彼は、息子が何の痕跡も残さずどうやって消えてしまったのかわからずにいた。
そして、家ではひたすら酒を呑むようになり、Altエリザベスとの結婚も崩壊寸前になっていた。
【参考サイト】
IMDB: Subject 13 家族
Wikipedia: Fringe
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