【シリーズ概要】
さて、いよいよ大河ファンタジー物語であるGame of Thrones が始まりです。これは、「氷と炎の歌」という「七王国の玉座」を含めた7編に及ぶ物語の壮大なスケールのファンタジー大河小説のドラマ化です。
原作はまだ読んでいませんが、恐らくこのシーズン1でも「七王国の玉座」の序盤しか映像化していないと思いますので、「氷と炎の歌」の全シリーズは難しいかもしれませんね。
超人気小説の最初の部分の映像化ということで、あまりにも物語が壮大すぎて原作のイメージを壊さないで映像化が難しかったものを、HBOが映像化したという野心的な物語です。
いきなり見てもなかなか関係性が分かりにくいと思いますので、入門コースということで説明をしていきたいと思います。
設定
[世界観]
物語は、ウェスタロスという大陸とエッソスと呼ばれる大陸からなる世界で起こる物語です。イメージは、中性の騎士の時代ですが、魔法、異形人と呼ばれる人間ではないモノ、ドラゴンが存在する世界です。 ただ、物語のスタート時点では、異形人も1000年以上も前に絶滅したと信じられており、ドラゴンも誰も見たことがなく、伝説化しつつあるという設定なので、いきなり雷や炎が飛び交う感じではなく、仏の中世風な物語として話は進んでいきます。
ウェスタロスには、大きく王宮があるキングスランディング、物語のキーを握るスターク家の居城であるウィンターフェル、夜警団が常駐する「壁」と呼ばれる場所があります。
そして、エッソスには、ウェスタロスの人達からは、野蛮人と考えられているドスロキ族がいます。
この物語(シーズン1)は、主にキングスランディング、ウィンターフェル、壁、ドスロキ(東方)の国/地域でそれぞれ話が進行し、時として交わりながら話が進んでいきます。
シーズン1で登場する主な国/地域は以下のとおりです。
[キングスランディング]
主にロバートを始めとするバラシオン家、ジェイム等王の部下たちがいる場所です。
国の運営を決める「小会議」などもここで開かれています。
[ウィンターフェル]
スターク家の居城がある場所です。
これより北の方に行くと「壁」がありますので、まぁ北部への入り口みたいな位置づけでしょうか。
[壁]
夜警団の拠点であり、北の恐怖からの守りの拠点でもあります。
そのほとんどが真っ白!で雪に包まれていて、過酷な状況下で夜警団の任務にあたっています。
元々は、志のある人達が夜警団に入っていたようですが、最近は犯罪人なども夜警団に入るようになっているようです。
[ドスロキ]
ウェスタロスとは海を挟んだ東の場所。イメージとしては、中東の砂漠の騎馬民族のようなイメージの人達です。
ドラゴという強いリーダーのもとに団結し、強大な武力を誇っています。
その武力を頼りに、ヴァイサリスは近寄っていきます。
[アリンの谷間]
冒頭に名前だけ出てくる、ジョン・アリンが治めている場所です。
名前は、恐ろしく深い渓谷にある国です。
物語的には面白い設定ですが、あまり人とか住ま無さそうなんですけどね。
ファンタジーの物語っぽい国です。
[トライデン川流域]
トライデン川という大きな川の周辺と、そこに渡っている橋をタリー家とというケイトリンの実家が治めています。
登場人物
[アリン家]
リサ・タリー
ジョン・アリンの妻。加えて、ケイトリン・スタークの妹。幼く体が弱いロバートの後見人としてす常に息子の側にいる。
ロバート・アリン
ロバート・アリン
高巣公、「アリンの谷間」の守護者、東部総督であるが、まだ幼く病弱で精神的にも何かを患っている様子で、玉座につくときもリサが同伴している。
ジョン・アリン〔故人〕
元「王の手」ケイトリンの妹リサの夫。物語のスタート時点では既に死亡している。ジョン・アリンの死因が、物語の大きなキーの一つになっている。
元「王の手」ケイトリンの妹リサの夫。物語のスタート時点では既に死亡している。ジョン・アリンの死因が、物語の大きなキーの一つになっている。
[グレイジョイ家]
シオン・グレイジョイ
鉄諸島と呼ばれる地域の貴族の息子。幼い頃から人質としてスターク家に来るが、ネドが後見人として他の息子とともに育てた。
ネドが処刑されたときは、息子のロブと行動を共にし転戦する。[スターク家]
エダード(ネド)・スタークウィンターフェル公、北部総督。ロバート・バラシオンとジョン・アリンとともに現在のウェスタロスの治世の基礎を築いた。
良くも悪くも、物事に対して率直で高潔なやり方をとる。
ドラマは、ロバート・バラシオンがジョン・アリン亡き後の「王の手」にネド・スタークを指名するところから始まる。
ケイトリン・スターク
ネド・スタークの妻であり、ジョン・アリンの妻であるリサ・タリーの姉。
ネド・スタークの妻であり、ジョン・アリンの妻であるリサ・タリーの姉。
ロブ・スターク
スターク家の長男。物事に対し率直で高潔なやり方を好むところは、父親によく似ている。私生児のジョン・スノーとも仲が良かった。
ロブは、ネドが「王の手」としてにキングスランディングに赴いた後は、名代として良くウィンターフェルを治めていた。
ネドが処刑されると、兵を挙げラニスター家の軍相手にいくども勝利をおさめ、
サンサ・スターク
スターク家の長女。エドとケイトリンに素直に育てられ、レディーとしての嗜みを備えている女性。
アリア・スターク
スターク家の次女。姉のサンサとは趣味から何から全て反対。女の子のやることには興味がなく、弓矢や剣術を常に習いたいと思っており、弓矢などはブランよりも上手い。
ネドやサンサとともにキングスランディングにいた時には、剣術を習っていた。
ブランドン・スターク
スターク家の次男。ひょんなことから、サーセイとジョフリーの関係を目撃してしまったことで、ジョフリーに塔から突き落とされる。
リコン・スターク
スターク家の三男。
ジョン・スノー
ネドの息子。私生児であったが、ネドが他の息子たちと同じように育てている。
ロブととても仲がよい。
また、自分の立場が他の姉弟と異なるせいか、女性であるにもかかわらず、剣術に興味があるアリアを密かにとても気にかけている。
リアナ・スターク〔故人〕
エダードの妹で、ロバート・バラシオンが熱を上げていた。実はこの事実が話をややこしくすることになる。
リアナ・スターク〔故人〕
エダードの妹で、ロバート・バラシオンが熱を上げていた。実はこの事実が話をややこしくすることになる。
[ターガリアン家]
ヴァイサリス・ターガリアン
前王のターガリアン家の血筋を持つ人間。
妹のデーナリスとともにウェスタロスを逃げ出して放浪している。
ターガリエン家の再興を可能とする軍勢を手に入れるため、妹のデーナリスをカール・ドロゴに嫁入りさせる。
デーナリス・ターガリアン
ヴァイサリスの妹。ターガリアン家の再興のために、騎馬民族の王、ドロゴに嫁入りさせられる。
[タリー家]
ホスター・タリー
リバーラン公、トライデン川流域のを治めている。
ロブが軍勢とともにトライデン川をわたらなければいけない際に、
[バラシオン家]
ロバート・バラシオン
ウェスタロスの国王。ターガリエン家から王位を奪った男。若い頃は相当な猛者であった(らしい)。
ウェスタロスの国王。ターガリエン家から王位を奪った男。若い頃は相当な猛者であった(らしい)。
物語スタート時点では、既に政治への興味は失っており、酒の飲み過ぎで鎧が着られなくなっているほどの放蕩三昧な生活を送っている。
女遊びとトーナメント主催、狩り等遊びにしか興味がなくなっている。
長年「王の手」をつとめたジョン・アリンが死亡したため、古くからの友人でもあるエダード・スタークに王の手就任を依頼するためウィンターフェルにやってくる。
長年「王の手」をつとめたジョン・アリンが死亡したため、古くからの友人でもあるエダード・スタークに王の手就任を依頼するためウィンターフェルにやってくる。
サーセイ王妃
ロバート・バラシオン王の后。タイウィン・ラニスターの娘であり、ジェイム・ラニスターの双子の姉。
ジョフリーを始めとする、ミアセラ、トメンの子供たちも全てジェイム・ラニスターとの間の子供である。
ジョン・アリンの後「王の手」になったエダート・スタークによってこれらの秘密が突き止められると、彼女はエダートを反逆者として捕らえる。
ジョフリー・バラシオン
ロバート・バラシオンとサーセイ王妃の子供。幼い頃から自ら王位を継ぐと言われ育てられてきているが、王としての内面的な成長は全くなく、尊大な部分だけが培われてしまっている。
ロバート・バラシオンとサーセイ王妃の子供。幼い頃から自ら王位を継ぐと言われ育てられてきているが、王としての内面的な成長は全くなく、尊大な部分だけが培われてしまっている。
短気であり、性格も乱暴で残忍な面もある。
ロバート・バラシオンの弟で、ウェスタロスの「小会議」の法務大臣を務める。
[ラニスター家]
タイウィン・ラニスター
キャスタリーロック公、ラニスポートの守護者であり西部総督。ジェイム、サーセイ、ティリオン達の父親。
ロバートの死後、孫のジョフリー・バラシオンの為「王の手」に就任するが、スターク家の軍勢との戦いに時間を取られ、キングスランディング入りできない。
サーセイの双子の兄弟。ロバート・バラシオンの前の王エリス・ターガリエン二世を実際に殺害したのはジェイムであり、そのことから一部の者達から「キング・スレイヤー(王殺し)」という汚名で呼ばれている。
サーセイと深い関係をもっており、実はジェイムも彼とサーセイの間の子供である。
サーセイとの関係を見られたブランド・スタークを塔から突き落とす。
ティリオン・ラニスター
ジェイムの兄弟。タイウィンの第三子。体が小さく生まれついてしまったことから、戦争では役に立てないため、頭を使って生き抜こうとしている。
ティリオン・ラニスター
ジェイムの兄弟。タイウィンの第三子。体が小さく生まれついてしまったことから、戦争では役に立てないため、頭を使って生き抜こうとしている。
[その他]
ピーター・ベーリッシュ(リトルフィンガー)今シーズンの見所
ウェスタロスの長い平和な日々が終焉を迎え徐々に世の中が混乱していき、戦乱の世に突入していくまでをスターク家を中心に描いたのが今シーズンです。最初のスターク家の状況がシーズン最後にはどうなっていくのかを追って見てみるといいと思います。
シーズン1エピソードリスト
01 Winter Is Coming 冬来たる02 The Kingsroad 王の道
03 Lord Snow 冥夜の守人
04 Cripples, Basters And Broken Things 壊れたものたち
05 The Wolf And The Lion 狼と獅子
06 A Golden Crown 黄金の冠
07 You Win Or you Die 勝つか死ぬか
08 The Pointy End 進軍
09 Baelor ベイラー大聖堂
10 Fire And Blood 炎と血
1.00 '13.02.23
1.10 '13.02.24
1.11 '13.02.26
はじめまして! すごくいいブログですね。このドラマ面白いですよね、私もはまりました。まだシーズン2を見ていませんが1を見終わりました。 2のDVD,すごく楽しみです。 私も最近このドラマをブログに書いたんです。
返信削除http://kotachacha.blog96.fc2.com/blog-entry-849.html
また遊びに来ますね。
コメントありがとうございました!まだまだコンテンツ少ないですけど、頑張って書いて行きたいと思います。アメリカのドラマは、かなりお金をかけて作っていますが、このドラマは特に凄いですよね。私もシーズン2が早く出ないかなと思っています。また是非遊びに来てください!
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