シリーズの概要
設定
シーズン7に突入したNICSは、実際に存在する米海軍の海軍犯罪捜査局を題材にした人気クライム・ドラマです。
本当の海軍捜査局の任務は、
「任務は、脱走兵の追跡逮捕や軍内部で行われる汚職や犯罪の捜査、証人保護、国境を越える麻薬犯罪、反テロリズム、テロ対策、大規模国際詐欺、コンピュータ犯罪と諜報活動などである。(WikiPediaより)」
と普通の警察よりも幅広いので、ドラマ向きの犯罪捜査組織ということになるのでしょうか。
大雑把に言うと、海軍に関連する犯罪を捜査するための捜査機関ということなので海軍関連事件を専門に取り扱う警察という感じでしょうか。それに、諜報活動がくっついているという感じですね。
いわゆる憲兵とは違って、軍に所属している組織にもかかわらず、民間人という身分だそうです。同様な組織で、米陸軍にも犯罪捜査司令部(CID)という組織もありますがこちらは、軍人でなければ捜査員になれないそうです。
ドラマは、このNCISの中にある重大犯罪捜査班の活躍を描くものです。本当にこういった担当の班があるのかは分かりません。
本拠地は海軍本部があるワシントンD.C.のネイビーヤードという場所になります。
主な登場人物
主人公は、リロイ・ジェスロ・ギブス(Mark Harmon)という元海兵隊狙撃部隊にいたベテラン捜査官です。仕事には非常に厳しく、ディノーゾをはじめとする部下からは恐れられています。常にブラック・コーヒーを持っています。過去に4回結婚(Legend Part 1でG・カレンとの会話にも出ている)していて現在は独身、ディノーゾには「ボスの前で離婚は禁句だ。」とも言われています。
時間があるときは、自宅の地下で木製のヨットを手作りしています。
普段は、自分の感情を表情に出さないタイプです。兵士としての経験が豊富なため、大概の事では動じないのかもしれません。
基本的に余計なことは言わず、威厳を持ってチームを統率していくタイプです。従って、操作が終わったから打ち上げで飲みに行こう!なんてことは無いようです。この辺は、ロス支局とは違っていますね。
アンソニー・”トニー”・ディノーゾ(Michael Weatherly)は、イタリア系の元警察官という経歴を持つ捜査官で、イタリア系らしく陽気でイタズラ好きです。イタズラ好きがいき過ぎ、よくギブスに後頭部を小突かれています。
また、女性にも気軽に声をかけ、モテている風ですが実際はどうなのかは不明です。愛称は、「トニー」。
また、女性にも気軽に声をかけ、モテている風ですが実際はどうなのかは不明です。愛称は、「トニー」。
ドラマを見ている限りでは、相当いい加減な感じですが、密かにギブスは彼の実力を認めていて、彼の父親には今まで仕事をした中では最高の捜査官の一人と褒めています。
ティモシー・マギー(Sean Murray)は、MIT卒業の優等生の新人として配属されて来た捜査官ですが、シーズン7ではかなり貫禄も出てきた感じです。それでもディノーゾからは、プロービー(新米)と呼ばれたりマギーク(マギーとギークをかけている)と呼ばれたりしています。
ちなみに、「プロービー」とはProbationary Field Agent という身分から来ていて、見習いとか仮身分というような意味があります。クライム・ドラマでよく出てくる、Probationが仮釈放という意味なので「仮」という部分に意味があるわけですね。
実際にはマギーはJunior Field Agentになっているので、既にプロービーではないのですが、トニーがからかってずっと言い続けているわけです。
ジーヴァ・ダビー(Cote de Pablo)は、ケイトが殉職した後にイスラエルの諜報機関のモサドからリエゾン(連絡員)として加入した調査員です。連絡員という身分ですが、他のメンバーと変わらない活動をしています。実際には、NCISはアメリカ国籍を持っていないと捜査員になれないので、モサドの人間がどういった権限に基づいて捜査をしているのかが分からないのですが、ドラマの正解なので、大目に見ましょう。
アビゲイル・”アビー”・シュート(Pauley Perrette)いつもゴシック系の服をきている化学分析官で、いつもCaf-Powというブランドのカフェイン入の飲み物を飲んでいます(容器がアメリカン・サイズ!)。
通常は、自分のラボにいて外にはいきませんが、場合によっては現場にも出かけていきます。
設定では、ギブスのチームの担当となっているんですが、ロス支局(NCIS:LA)の捜査にも出張していくことがあるようです。
ドナルド・”ダッキー”・マラード(David McCallum)NCISの主任検視官で、NCISに来る前は、ヴェトナム、ボスニア、アフガニスタンなどで検視官をしていた経験があります。ギブスとも中が良くダッキーは「ジェスロ」と呼びます。
うんちくが好きで、検死結果を話すときに話が逸れガチになり、よくギブスからは結論を急かされます。
リオン・ヴァンス(Rocky Carroll)NCIS局長。元々副局長だったのですが昇格しています。長官にまでなっている人なので、政治的な行動もしますし、とても冷静に且つ、冷徹に判断をする人です。よくも悪くも自分またはNCISの職務に忠実な人です。
捜査の方針について、度々ギブスと衝突することがあります。
今シーズンの見所
今シーズンは、なんといっても前シーズンの衝撃の終わり方から、どうやってギブスたちはズィーヴァを救い出すのか?ここにつきます。シーズン6から描かれている、ズィーヴァと父親の関係は、一体どうなってしまうのか?ディノーゾとズィーヴァとの関係はもとに戻るのか?再びズィーヴァは、ギブス達のもとに戻ることになるのか?この辺に注目して欲しいです。
中盤からは、ディノーゾとお父さんとのエピソードもありますが、ギブスの過去に関わるエピソードが何回かに別れて登場します。そして再びLA支局と関係するエピソード等もあり、見逃せないシーズンです。
そして、終盤はギブスが過去に関するエピソードが中心になっていきます。
また、NCIS: Los Angelesと跨っているエピソードが幾つかあります。リーダーが何故変わっているのかとか、ヴァンス長官の宿敵が両シリーズにまたがって登場するなど、他の番組とは異なる番組間の繋ぎ方にも注目して欲しいです。
細かい点ですが、シーズン7になってからマギーが本当にスリムになりました。登場当初は、ちょっとポチャッとしていたんですが少しずつ細くなっているような気がしていました。
そして、シーズン7では明らかにスリムになって登場しています。反対に、ディノーゾが多少中年太り気味になっているような気がします。
また、NCIS: Los Angelesと跨っているエピソードが幾つかあります。リーダーが何故変わっているのかとか、ヴァンス長官の宿敵が両シリーズにまたがって登場するなど、他の番組とは異なる番組間の繋ぎ方にも注目して欲しいです。
細かい点ですが、シーズン7になってからマギーが本当にスリムになりました。登場当初は、ちょっとポチャッとしていたんですが少しずつ細くなっているような気がしていました。
そして、シーズン7では明らかにスリムになって登場しています。反対に、ディノーゾが多少中年太り気味になっているような気がします。
今シーズンのエピソード