2011/01/01

Fringe Season 2 フリンジ シーズン2で新たに生じた謎

【ご注意!】

本記事の内容は、ドラマFringeシーズン2のネタバレになる内容を含んでいますので、お読みになる方はドラマを見終わってからお読みください!

本ブログのFringe各シーズンのレビューは以下のとおりです。





【本編】
Fringeもシーズン2を見終わったので、シーズン3を見るときの復習用のメモという意味も兼ねて、シーズン2を見終わって改めて出てきた疑問を書いておきます。

※「もう一つの世界」と「こちらの世界」で同じ人物が出ている場合、他のブログでもいろいろな呼び方あるようです(例:オリビアをボリビアと呼んだり、ウォルターをウォルタネートと呼んだり)が、本ブログでは単純に名前の頭に「Alt」を付することで「もう一つの世界」にいる人物だということを表現します。


1.何故世界は二つなのか?
「もう一つの世界」の存在が明らかになりました。フリンジという話が、パラレルワールドをベースに話が進んでいたということが分かりました。
別の世界の存在は、シーズン1でもZFTのデビッド・ロバート・ジョーンズがウォルターが過去に作った装置で脱獄をしたり、同じくロバート・ジョーンズが装置を使ってトラックを別の世界からこさせたり、最後にはその装置で別の世界に逃げようとした事で、徐々に示されていました。

ただ、シーズン2最後のエピソード、そしてシーズン2の冒頭やウィリアム・ベルがダナムに「こちらの世界を救ってほしい」と依頼をしたところで、パラレルワールドが「もう一つの世界」と「こちらの世界」の「二つ」存在するということが明らかになりました。

それをベースにすると、何故二つなのか?というところは今のところ不明です。パラレルワールドという設定であれば、本来は無限に世界が存在してもおかしくはないので、ややこしくなりすぎるからでしょうか。
一方で、オブザーバーが「Theres more than one of everything.(すべての物は、二つ以上存在する)」と意味ありげな発言をしているので、シーズンが続いていくと更に別の世界の存在が明らかになるかもしれませんね。


2.ウォルター「もう一つの世界」への移動が、どうして「もう一つの世界」へ影響を及ぼしたのか?
シーズン2「Over There Part 2」の中で、車で移動中にウィリアム・ベルがウォルターへ「もう一つの世界」のあちこちが隔離地域になっているのは、ウォルターがピーターを助けるために空間を超えたからだと、説明しているシーンがありました。
また、Altウォルターも同様の発言をしています。
空間の移動は、いったい何を生じさせたのでしょうか?具体的な原因が語られていないので、本当にウォルターの空間移動が原因なのかが不明です。唯一信じられるとすれば、ウィリアム・ベルがそう言っているからとしか言えません。
本当だとすれば、何故「もう一つの世界」だけに大きな影響が出て、「こちらの世界」への影響は少ないのでしょうか?


3.Altダナムはなぜ「こちらの世界」に行けたのか?
シーズン2の「Over There Part 2」で、ウォルター、ピーター、Altダナムが「こちらの世界」に戻ってくるわけですが、シーズン2を観終えた段階では、この辺でも多少無理が有るように思われます。

実は、ダナムは捕まえられていて、「こちらの世界」に戻ってこようとしていたのはAltダナムだったわけです。しかし、空間に歪みを生じさせる力があるのは、ダナムだったのではないでしょうか?
そのために、ダナムは幼い頃からウォルターとウィリアムによって薬物を投与され、その時のために準備をされた子供だったはずです。

Altダナムが入っていても「こちらの世界」に無事に戻ってこれたということは、Altダナムにも同じような「準備」がされていたということなのでしょうか?

同じく「もう一つの世界」の住人であった、ピーターが合計3回(ウォルターに連れてこられた時、Altウォルターと一緒に帰った時、戻ってきた時)の空間移動を経験していて、特に体に異常がない(ように見える)ことから考えると、「もう一つの世界」の住人は空間移動に耐性があるという事なのかもしれません。


4.そもそもウォルターの体は丈夫なのか?
空間移動の影響ということで考えると、ウォルターの体は大丈夫なんでしょうか?ウォルターもピーターと同じく3回の空間移動を経験しています。
ウィリアムが最終的に空間の移動ができなくなってしまったとおり、ウォルターにもそういった症状が出てしまうのでしょうか?


5.「オブザーバー」という存在はなんなのか?
シーズン1の第1話からでていた「オブザーバー」ですが、彼らの存在はなんなのでしょうか?
シーズン2では、複数存在していること、それぞれに月の名前がつけられていること、外見は老け顔の者がいること、一定の規律を厳格に守るということでは無く、独立した意思を個別に判断して行動する事もあること、一定の行動を範囲から逸脱した場合は殺害する担当者がいること等が分かりました。

「もう一つの世界」では、Altウォルターが長官となって、「こちらの世界」の侵略を止めようとしているわけですが、その発端となったのは、ウォルターがピーターを「もう一つの世界」から連れていったことが発端であると考えられます。
とすれば、オブザーバーは監視が任務であるということを考えると、Altウォルターが彼らを派遣しているとも考えられたのですが、そうでもないようです。

なぜなら、「オブザーバー」は「August(Season 2)」でも明らかになったとおり、ウォルターのビーター連れ去り事件よりもはるか昔から存在していると考えられ、彼らの存在には単に、「こちらの世界」と「もう一つの世界」とは異なる全く別の意思の元に存在していると考えるほうが自然だと思います。

とすれば、オブザーバーたちは誰に対して何を報告しているのでしょうか?


6.ウィリアム・ベル
どうやって、Altウォルターの信頼を得ていったのでしょうか?(「Over There Part 2(Season 2)」では、Altウォルターから信頼を得るためには、少し協力をしなければいけなかったとの発言あり)元々マッシブ・ダイナミックという会社を経営しているくらいですから、商才はあったのか?
なぜ「もう一つの世界」でも、それなりの地位を築けたのか?それなりの地位があったのなら?Altウォルターにもっとキチンとした説明ができなかったのか?


7.その他
細かいことを言うと、ニナ・シャープがウィリアム・ベルと交信していたレトロな(個人的には懐かしい)PC端末の仕組み。
「シェープ・シフター」が使っていたタイプライター型の通信機の仕組み。
「シェープ・シフター」の拠点になっているお店の主人は、「もう一つの世界」の住人なのか?

ざっと以上のようなことが気になった所ですが、シーズン3で少しこれらのことが明らかになるといいなと思っています。
本当はリアルタイムで見たい!のですが、シーズン3DVD発売まで楽しみに待っていたいと思います。

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